効率的なIT導入をするためにどうするべきか。

 

上のイラストですが、リアカーとトラックです。
荷物を運ぶのにリアカーから軽トラックに変えるお話で考えるとわかりやすいのかもしれません。

リアカーで荷物を運ぶ仕事をしている人がもっとたくさん運べるものを探しています。
そんなときに軽トラックの存在を知りました。
「トラックを使うと効率が50倍上がるらしい。」
と使っている人から聞きました。
「なんだか画期的な道具らしい。」
と思い、早速買ってきたのですが、運転の仕方がわからない。
なんとなく動かしてみるものの、燃料や使い方がわからないので効率が良くならない。
同じトラックを使っている人からいろいろ聞いて使てみると少し使いやすくなった、少し効率的になっなって満足。
このトラックを本当に効率的に使うのには、運転の仕方をお金を払って教えてもらう。運転手を雇うなどをすることで50倍効率的に使用できるのですが、そんな費用は払いたくない。
けれど50倍効率的に使いたい、こんなことはまず達成できないことと思われます。

リアカーとトラックの話は誰でもわかるような話だと思います。
これをIT導入に置き換えるとどうでしょうか。
リアカー=手書き
トラック=パソコン、IT機器
便利になるためには、費用が掛かり、また専門の人を雇う必要があるものなのです。
その代わりに効率的に作業ができるので結果得をするというものだったりします。
しかし、ITの場合効率的になる量が不明瞭だったりします。
その定義ができるひとと巡り合うのがIT活用において大変重要だったりします。
入力が上手だったり、プログラムを組んだりという人は結構多いのですが、効率を考えて導入流れを考えられる人って案外少ないと思います。

 

マイナンバーってなに??

マイナンバーってあれだけ騒がれているので、知ってる感じにしなくてはいけないって思っていませんか??

まだまだ導入が進んでいない会社が多く(京都新聞インターネット版2015年10月5日)中小企業では、そこまで知ってる人も少なさそうです。

かといって対応は確実に進めていかなければいけないけど、出入りの士業の方とかに聞いてみると、人ごとに言われることが違うって多いようです。

中小企業庁が運営するホームページ「ミラサポ」に特集(Vol.34中小企業・小規模事業者のマイナンバー制度 シンプル対応策<前篇>Vol.35中小企業・小規模事業者のマイナンバー制度 シンプル対応策<後篇>)がありわかりやすく案内されてます。
安全管理について項目が6項目もありこの策定に手間がかかりそうです。
A:基本方針の策定(任意)
B:取扱規程等の策定(義務)
C:組織的安全管理措置(義務)
D:人的安全管理措置(義務)
E:物理的安全管理措置(義務)
F:技術的安全管理措置(義務)
このように、皆さんに届いたマイナンバーを会社が収集し使用するのではなく、十分な準備をして情報を洩れないようにすることが今回求められています。
そんなに難しいことではりませんが、時間をかけてじっくり検討が必要となりそうです。

経済産業省推奨資格ITコーディネータにはマイナンバー導入支援者がいます。専門家に積極的にご相談ください。