最近の相談事として「うまくいかない」ことについてどのようにしたらいいか聞かれることがあります。
いろいろうまくいかないことってありますよね。その全般的な相談です。
私たちは、IT導入の相談を受けることが本業のようなものですが、まずうまくいっていない話を聞いてIT導入の方法を検討します。
同時にIT導入ではない部分の「うまくいかない」ことも相談を受けるのですが、その解決方法がいたってシンプルなことが大変多いことに驚きます。
なぜうまくいかなくなったかお話をうかがうと、「ある手順」を成功するまでずっと続けられているようです。
その「ある手順」は担当者が気に入った手順で今までうまくできた強い成功体験のようなものです。
強い成功体験って怖いですよね、今はいろんなツールがあり一般的な方法やよりうまくできる方法がほかにあることに気づかれていません。
過去の強い成功体験からくる「ある手順」を続けている限り成功することは少なくなり、ジリ貧となっている状態です。
改善するのには「ある手順」を変更するのが一番早いのではないでしょうか。
ここから先はいろいろ書いたのですが消しました。
結局は社内の年功序列や勤続年数による「意見の通りやすさ」「声の大きさ」で行動することが正しいのかどうかです。
上役の方はそんな「意見の通りやすさ」「声の大きさ」より、世間で受け入れられるような意見を見極められるよう情報を敏感に取り入れる外向けのアンテナを大きくする能力が必要と感じています。